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魅力体感!第4回有明ベイサイドをもっと好きになるワーキングの様子

堀口治香

10月17日に開催した第4回有明ベイサイドをもっと好きになるワーキングは、26名の方々にご参加いただきました。
吾妻町を舞台に前半・後半の2部制で実施し、有明ベイサイドエリア(愛野・吾妻・瑞穂)の資源や魅力を実際に体感する一日となりました。

広大なオリーブ園で語る夢

10月も半ばですが日差しの強い日でした。テントの下でお話を聞きます。↑

前半は、吾妻町にあるナチュラルファーミング合同会社の有機オリーブ園を訪問しました。

代表社員の稲田信忠さんは吾妻出身で、長年、機械開発の会社「イナダ創研」を営んでいます。18年前、仕事がきっかけでオリーブの魅力と出会い、数々の試行錯誤を経て、オリーブ専門のナチュラルファーミング合同会社を設立。現在約3ヘクタールの敷地を開墾し、自らオリーブ園を営んでいます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください↓

普段は九州を中心に飛び回って営業をしながら園の管理もされている稲田さん。お忙しい中、直接お話を伺うことができました。

可憐なオリーブの花(稲田さん提供)↑
元々れんこん畑の園は、大雨が降ると水浸しに(稲田さん提供)↑

全面無農薬の園では、自然と天候との戦いが続きます。毎日が苦労の連続だそうですが、稲田さんには、「平和」という花言葉を持つオリーブをぜひ長崎から発信したいという強い想いがあります。高品質のオリーブ商品を展開しながら、今後はこのオリーブ園を地域に開かれたテーマパークにしたいとの夢も語ってくださいました。参加者一同、稲田さんの熱量とオリーブ園の新しい風を実感しました。

吾妻中学校3年生と「吾妻らしさ」を共有!

吾妻ふるさと会館に、参加者と吾妻中学校3年生が集合↑

後半は、吾妻中学校3年生とともに、吾妻エリアの魅力の共有と意見交換を行いました。

吾妻中学校3年生は、総合学習で自分たちの住む「吾妻町らしさ」について調べており、偶然にも有明ベイサイドワーキングと時期・内容が重なっていたため、この回で一緒に意見交換をすることになりました。

「さんかくん」5つを立てて、10班の発表を聞いて回る参加者↑

中学生は、授業で考えた「吾妻らしさ」をポスターにしてきてくれました。

そこで登場したのが「さんかくん」です。長方形の大きな段ボールを3つ組み合わせて自立させると、ポスター発表用に3面が活用できる三角柱が誕生します。三角柱を分解して壁に立て掛ければ、参加者が一目でポスターを見渡すこともできます。シンプルかつ機能的な「さんかくん」は、日本インタープリテーション協会の川嶋さんのアイデアで、”三角”と”参画”をかけた命名もミソです。

初対面の人相手の発表に緊張しながら挑戦↑
参加者からの質問や意見の共有もあります↑

大人たちは、普段なかなか会話することがない「若い世代」の考える有明ベイサイドエリアの魅力を知り、中学生たちは、自分たちの考える地元の良さを地元の人たちに伝えるまたとない機会になりました。世代を超えた対話から、新たな吾妻の魅力が見えてきました。

最後にはポスターを並べて一覧に↑

終了前のPRタイムでは、長崎大学の経済学部の皆さんが、有明ベイサイドエリアの資源を伝える企画を進めている様子を共有してくださいました。地元の方と一緒に雲仙市の伝統野菜についての絵本を製作中とのこと。楽しみです!

長崎大学経済学部津留崎ゼミ生の皆さん↑

次回!いよいよ文章化へ

次回は、いよいよ有明ベイサイドに欠かせない要素を文章化していきます。インタープリテーション全体計画を作る上で最も難しく、最も重要な段階です。

事務局も、悩みながら文章の核となるものを作成中です。ぜひ皆さまと一緒に進めていきたいと思います。

日時: 12月19日(金) 13:30~16:00
場所: 愛の夢未来センター 研修室(大)

参加申込フォーム https://forms.gle/WU5u6j6Uii2GeA6J7

皆さまのご参加とご協力を、心よりお待ちしております!

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