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E-Bike WG(チラシ&運用検討)

中村 星斗

前回の振り返り

前回、雲仙市でE-bikeのレンタル事業を手がける事業者さんの方々をお呼びし「雲仙市におけるE-Bikeツーリズムの全体プロモーション」施策を検討。モデルルートの策定や観光情報サイトへの記事掲載などを検討しました。

今回はその際に宿題となっていた「共通店頭チラシの作成」や今後の議論のテーマとなっていた「オペレーションや保険」等の共通化について議論しました!

共通店頭チラシの作成

タビナカで本当に訴求力のあるチラシを作成するには…?

今回のワーキングの開催にあたって、雲仙観光局でデザインなどを担当しているスタッフにチラシの草案を作成してもらい参加者間でディスカッションしました。草案があるおかげで「我々は誰に何を伝えたいのか」「どんな情報を載せるべきなのか」具体的な議論が可能になりました。

当初我々はなんとなく、普遍的で網羅的な情報を掲載することを想定し、我々が必要だと思う情報を記載した下記のようなチラシを検討していました。

  1. タイトル(我々が体験してほしい楽しみ方や訴求ポイント)
  2. レンタルできる事業者がどこにあるか一目でわかるような街歩きマップ
  3. 事業者情報 画像(店舗と借りる事ができる自転車の両方が映る画像を再撮影)

議論の中で誰かが「この情報は本当にお客様目線で分かりやすいものになっているのだろうか」とヒトコト。

この一言をきっかけにE-Bikeをはじめとしたアクティビティをどのようなシーンで、どのような人たちに、どんな風に楽しんでほしいのか。もう一度検討するためのコンセプトワークが始まりました。

「大自然の中でE-Bikeに乗って風を切る体験をしてもらいたい」

「E-Bikeは移動手段ではなく、乗ること自体を楽しむアクティビティであってほしい」

「車ではなく、あえてE-Bikeにのることで楽しい景色や絶対に楽しいと誇れる体験を伝えたい」

などなど、様々な意見から活発な議論が行われました。

またこうした我々の熱い、伝えたい思いをお客様に分かりやすくどうつたえるべきなのか。議論は続きます。

自信を持ってオススメできる楽しみ方をお客様目線で分かりやすく伝える

議論の中でまとまってきたのは E-Bikeで仁田峠へ向かうルートは圧倒的に満足度が高く、我々も自信をもってオススメできるということ。

またお客様目線に立った意見としては「E-Bikeってそもそもよくわからない」「どこに行けばいいのか分からない」「どんな体験ができるのか分からない」などが出てきました。

雲仙地域には様々な魅力があり、車で行けないところもE-Bikeで回って探索してもらいたい…という思いがありましたが、実際に土地勘のないお客様は雲仙のことをよく知らない。E-Bikeの魅力を端的で分かりやすく伝えたい!

上記のような意見から以下のようなニュアンスのタイトルをつけることにしました。

E-Bikeをレンタルして仁田峠に行こう!

すごくシンプルでいて、分かりやすい。

これならばお客様も「E-Bikeで何ができるか、どこへ行くべきなのか」迷うことはないですし、我々が自信をもってオススメできるルートにも案内ができる。このコンセプトをもって他の要素も変更することにしました。

チラシの裏面のMAPに関して、すでに観光客が雲仙に精通しているのならば良いのですが、観光客の方に「いまどのあたりですか?」とよく聞かれることもある。初見の観光客の方には地元の人に馴染みがあるMAPを掲載するよりも、本当にオススメのコースや見どころが掲載されたマップの方がよいのではないか。という意見から

本当にオススメができる仁田峠中心のルートやその道中で楽しめる絶景スポットなどを掲載したMAP

に変更することにしました。

今回本当に伝えたい事は何か、お客様の立場に立ってコンセプトを見直したことで、今後のE-Bikeの共通プロモーションに向けて非常に有意義な議論ができました。

今回再検討した内容は当たり前のことではあると思いますが、バタバタ動いている中ではついつい忘れてしまいがちです。様々な事業者や関係者が異なる視点で様々な議論を交わすことができるワーキングの重要性を再認識しました!

上記がチラシについてのラフです。現在来月のワーキングに向けてチラシを再デザインしておりますので、どんなチラシになるか楽しみですね!

地域で共通化できる可能性のある 保険やオペレーションについて

こちらも前回のワーキングで検討項目になっていた話題。今回は事業者さんの中に保険に詳しい方にご参加いただいたので、レンタルサイクルに関する保険などについて詳しく伺いました!

そもそもE-Bikeなどの自転車にはTS保険という保険に加入しており、重大な事故に関する保険はついているとのこと。しかし、TS保険のカバーの対象となっているのは、死亡や障害がのこるような重大事故の場合であり、転倒して怪我をしたような場合などは適応対象外。

そこで事業者は既存の保険でカバーできない部分をどれくらいカバーするかが論点となっていました。

有識者の方によると、そもそも自転車に乗る人は、賠償責任保険への加入が義務となっている県もある点や、自動車保険や火災保険などに付帯している特約で、ある程度の事故はカバーできることから、基本的にはお客様の保険でカバーいただくのがよいのではというアドバイスをいただきました。

その代わり、自転車の不備によってお客様が怪我をしてしまわないよう、出発前にきちんと事前点検することや事前の説明で事業者が責任を負う範囲を明文化しておくことが重要になることを確認。

このようなルールや運用マニュアルは地域の事業者で共通のものが利用できるのでワーキング内部でこれらを整備していく方針も決まりました。

最高の体験をしていただくためには、安全面もしっかりと整備しておかなければなりません。地域全体で共通のルールやマニュアルを整備することで地域全体の安全レベルも向上させていければと思います。

今後のアクション

会議の中では「最近E-Bkeに関する問い合わせや取材が増えているが、web上に情報が少ないため案内するのが難しい」という課題も上げられました。

確かに観光局にE-Bikeに関する取材依頼などが増加してきていたので、web上にE-Bikeの情報をきちんと掲載すること を最優先タスクとし、12月初旬には雲仙市における観光情報を紹介する新サイト「Find UNZEN」に記事コンテンツを掲載していきます。

また今回議論したチラシや保険&オペレーションなども来月のワーキングを目途に詰めていく予定です。

E-Bikeにおけるワーキングは着実に成果をあげつつあります!
将来的にE-Bikeを中心としたサイクルツーリズムがきちんと地域全体で活発化するよう検討をすすめていきます。


途中参加も大歓迎ですので、今後とも応援をお願いします!

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