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ナショナルパーク・サミットin雲仙 記念すべき第1回開催

国見のTK

 「第1回ナショナルパーク・サミットin雲仙」が11月15日(月)、雲仙BASE(旧雲仙小中学校、雲仙市小浜町雲仙)で開催され、全国各地から集まった約50人が、温泉や食など地域資源を活かした取り組みについて意見を交わし、世界に誇れるまちづくりについて語り合いました。

 サミットは、地方の個性と魅力あふれる資源が残る地域ごとの「食」や「温泉」を通じて、地方ならではの多彩な魅力に光を当て、玉手箱のように輝く日本を世界に伝えていきたいという思いで、雲仙温泉観光協会、ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構、雲仙市の3者で共催しました。

 午前9時前、会場となった雲仙BASEには次々と参加者が集合。雲仙温泉観光協会の宮崎高一会長は「8月の豪雨災害への多くのご支援に心より感謝を申し上げたい。苦境を乗り越え、『越えて、より先へ雲仙』を合言葉に、国、県、市、地元が連携して地域一丸となって取り組んでいく」と歓迎のあいさつ。
ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構の小川正人理事長は「災害からの創造的復興を目指す雲仙で、第1回サミットを開催していただき、心より感謝を。多くの課題を抱えている地域同士が意見・情報を交換し、日本の原動力となる第一歩になることを願う」と期待を込めました。

 続いて発表に移り、雲仙市観光商工部の加藤雅寛理事が市の現状報告やサミットの意義を説明したあと、観光物産課の職員4人が雲仙市観光戦略などについて解説。雲仙つむら農園の津村義和さんが録画映像で画面越しに有機農業に対する思いなどを語り、雲仙福田屋の草野玲料理長が種どり野菜の魅力などを力説。雲仙市側のトリを務めたゆやど雲仙新湯の豊田桐子若女将は、SDGs(持続可能な開発目標)の観点から古米再利用の歯ブラシを導入したり、「島原半島15マイル宣言」を掲げて地産地消を推進したりするなどサスティナブルな取り組みを紹介しました。

 休憩をはさんで各地域の事例報告があり、トップバッターは、下呂温泉観光協会の瀧康洋会長。プロモーションの重要性やマーケティングに基づいた戦略の展開などを訴えました。
 続いて、稚内観光協会の大野忠治事務局次長、層雲峡観光協会の中島慎一事務局長、奈良県庁観光局MICE推進室ガストロノミーツーリズム世界フォーラム誘致係の瀧剛樹主任主事、JR東日本事業創造本部部まちづくり・地方創生部門地域開発グループの久保田基義副課長、岩手県庁流通課6次産業化推進担当の藤沢哲也主任主査と清水稔子氏、ロレオール田野畑の伊藤勝康代表・シェフが次々と登壇。世界フォーラム誘致の取り組みをはじめ、ガストロノミーなどの映像を交えながら各地域の特色をいかした事業や取り組みを紹介しました。

三つの取り組みを確認 共同宣言を行い閉幕

 さらに休憩を経て、会場を隣に移して意見交換。ながさき地域政策研究所の鶴田貴明理事がファシリテーターとなり、「世界に誇れるまちづくりに向けて」をテーマに、どうやったら若者を取り込めるかなどの課題や解決の手法などについて活発に意見を交わしました。
最後に、「地域・人づくりの視点」「お客様との関係性・マーケティングの視点」「つながりの視点、継続の視点」の3つの項目を盛り込んだ以下の共同宣言を行い、閉幕。来場者には、雲仙市の新名物「雲仙ジオバーガー」がふるまわれ、サミットの意義もかみしめながら、談笑に花を咲かせていました。

≪第1回ナショナルパーク・サミット共同宣言≫

 日本各地では、古くから自然と人の暮らしが紡ぎだして来た信仰・知恵・文化などの資源が、大切に守り育くまれてきました。特に、国立公園をはじめとした日本が誇る自然豊かな地域には、地方の個性と魅力あふれる資源が色濃く残っています。そこで、全国から、自然・文化の賜物である食・温泉などの魅力向上やその魅力を伝える人づくりを実践する地域が集まり、情報交換し、今後の、世界に誇れるまちづくりについて語り合うため、雲仙市において第1回ナショナルパーク・サミットを開催しました。

 第1回ナショナルパーク・サミットin雲仙を契機に、私たちは、相互に連携を図りながら、次の取組みを進めることを確認したので、これを宣言します。

1.私たちは、地域ならではの自然の恵み・人の暮らし・食の魅力を大切に、守り・活かし・育み・伝えることを通じて、訪れる人も、住む人も、働く人も幸せを感じられる持続可能な地域づくりを進めていきます(地域・人づくりの視点)。

2.私たちは、食や温泉など、地域ならではの多彩な魅力に光を当て、磨き上げ、玉手箱のように輝き続ける地域を、国内外に伝え続けます(お客さまとの関係性・マーケティングの視点)。

3.私たちは、国内外の多くの仲間とつながり、その輪を広げながら、未来に向けてともに歩み続けます(つながりの視点、継続の視点)。

今回を機に、交流や情報交換・意見交換を継続し、第二回、第三回と、回数を重ね、日本の地方が、元気な日本の原動力になっていく、そんな将来につながる第一歩になることを願っております。

第1回ナショナルパーク・サミットin雲仙 参加者一同

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