雲仙温泉・小浜温泉を見つめなおす
黒原 廉
雲仙温泉・小浜温泉は、地元に愛され誇るべきコンテンツですが、いろいろな調査の中で、年齢やエリアによっては認知度が意外と低いという衝撃的な事実が発覚しました。
それぞれの温泉、街の特徴が異なる(泉質、景観、文化、町の雰囲気など)。
この2つの温泉をたった車で20分、そこには700mの標高差もあるという。
そんな場所って実は日本でも唯一なのでは!?
雲仙市民にとって温泉は生活の一部であり、かけがえのないものです。
さらにこの大切なコンテンツの魅力を最大化していくために、今一度原点に戻り価値を見直し、違うアプローチの方法等を検討してみたい!
そんな想いを胸に…“温泉深掘りワーキング(仮称)”始動!!
それぞれが思う雲仙温泉・小浜温泉についてインプット
今回も、雲仙市内外から様々なワーキングメンバーが揃いました。
地元から見た目線・外から見た目線で温泉の魅力や思い出を語り合いました。
【こんな意見が出ました】※一部抜粋
・朝風呂に入る人は多くいる、健康にはいいのだろうとは思う。
・観光客目線で、雲仙温泉か小浜温泉かの二者選択になっていないか。
・雲仙に来て二泊してくださいというのもありだが、二温泉地をどうつなげるのか。
・雲仙の湯せんぺいと、小浜の湯せんぺいはどう違うのかと同じ、温泉としてどう異なるのか。
・実際はやっていないのではないか。泊食分離、湯めぐりetc、これらを本気で組み合わせれば、長期滞在になるのでは。
・宿泊してもお金を使うコンテンツがない。お土産ぐらいはあるが。
・温泉地として積極的な売り込みがまだ足りないのでは。
・一日2回温泉に入ることの意義。
・お客さんに来てもらうための根本的なことも必要。それは温泉に入ることの意義、健康増進?癒し効果?もしかしてそれは気のせいかも。
・いったい温泉のバリューとは何なのか?
・雲仙の文化、日常に触れられる温泉地がよいのでは。つまり生活圏と観光地の境目の部分(たとえば共同浴場は地元住民が憩いの場)、それに触れることを目的とできるかどうか。
・温泉旅館に泊まっても入浴は短時間という人もいる。温泉だからといっても価値観は様々。湯治目的なら温泉に行くが、他の目的がありそのプラスαで温泉ではないのか。
・温泉がある観光地、無い観光地ならば、ある観光地を目指すのは当たり前なのか。
・雲仙と小浜の良さ、利点、抱き合わせることが可能な素材は何?を拾い上げる。
・温泉と何かの融合が必要ではないか、物足りなさを補填してみては。
・海の温泉と山の温泉をどうコラボさせるか、そこを掘り下げることがカギでは。
・旅行先としてまず挙がるのは温泉、その際成分はあまり気にしない。基準は有名どころでランキングを参考にしている傾向。であれば、温泉地としての認知度をいかに上げるのか、キャッチフレーズ大事か。
・雲仙は高級感?小浜温泉は庶民感?イメージも大事。
様々な意見が出来ました!
共通していることは以下が重要であるということでした。
★温泉はPRすべき最重要コンテンツであるということ
★温泉×〇〇 の新しいコンテンツ作り
★温泉に付随するストーリー、温泉に入る前や入った後のイメージを作っていくこと
まずは何かをやってみる!!
今回のワーキングでは、それぞれが思う温泉の思い出などを語り合いました。
次はもっと具体的に各温泉の魅力を書き出してく予定としています。
このワーキングはトライ&エラーでまずはアクションを起こしていきたいと思っています!
WEBの記事を作ることなのか、何か周遊のための企画をやってみるのか・・・
机上の空論で終わらないワーキングを目指します!!