閉じる

有明ベイサイドをもっと好きになるワーキング①

堀口治香

6月20日(金)、梅雨の合間の日差しを感じる日、愛の夢未来センターに56名が集まりました!
一体何が行われたのか…半日のワーキングレポートです!

ワーキングとは?

雲仙市内外を問わず様々な人が集まり、それぞれの悩みや課題を共有して話し合い、具体的な解決方法や新たなチャレンジを導き出す活動のことです。今回は「有明ベイサイドをもっと好きになるワーキング」と題して雲仙観光局が主催し、目的達成に向けて、1年間で6回ほど集まっていく予定です。

有明ベイサイドとは?

有明海に面した、愛野町、吾妻町、瑞穂町の3つの町のことを指します。日本一の干満差がある有明海に面した地域で、多比良ガネなど特有の魚介類が生息。牡蠣やあさりなども養殖されています。一方でなだらかな斜面が広がる山手には火山灰によって豊かな土地が広がり、季節の野菜が豊富に育まれています。

第1回開催!

「有明ベイサイドをもっと好きになるワーキング」の目的は大きく2つです。

・有明ベイサイドエリアのインタープリテーション全体計画を作る

・有明ベイサイドエリアの新たな観光商品を生み出す

↑愛の夢未来センターのホールにて開催しました。

インタープリテーション全体計画とは?

集まりの進行は、日本インタープリテーション協会の川嶋直さん。実は2022年から、雲仙市内でのワーキング進行等で大変お世話になっております。今回も、明快でクスっと笑える空間を作り、参加する人たちを繋いでくださいます。


ところで、目的の一つ、「インタープリテーション全体計画」とは一体何なのか…?

川嶋さんから、以下のように紹介がありました。

“ある土地や施設の価値や意味を文章化したコミュニケーション戦略。単なる情報伝達だけでなく地域固有の価値やストーリーを伝える様々な体験やメディアを通して来訪者と共有し、来訪者と地域の資源との間に特別なつながりを作ろうとするもの。”

インタープリテーション全体計画についてもっと知りたい方は、川嶋さんの動画をご覧ください!

有明ベイサイド(愛野町、吾妻町、瑞穂町)は、いわゆる温泉や目立った観光スポットではありませんが、元々ある素晴らしい資源や物語を整理するこのワーキングは、土地の歴史をこれから生きていく未来の世代につないでいくきっかけになったり、地域の価値や課題を共有しまちづくりに活かすことができるなど、地域に住むどんな人にとってもプラスになる集まりなのです。

↑会場では初対面の人も多いので、一円になってグループ分けをしながら皆の顔を見ます。

やってみよう!えんたくんミーティング

グループ分けをしたのちに、登場したのは「えんたくんミーティング」。

大きな円の段ボールの板とその上に同じ大きさのクラフト紙を置いて、参加者の足で支えてテーブルのようにします。参加者がペンを持ち、「短く話そう、よく聴こう、言葉をかこう」の3つを合言葉に、お喋りをしながら出た話題を紙に書いていくコミュニケーション方法です。どんな人でも楽しく意見が出せるようにと川嶋さんが発明しました。

↑段ボールを足で支え合うという不思議な感覚の中で、自然と笑いと会話が弾みます。

↑途中でメンバーを変えながら、有明ベイサイドの色んな資源を出し合います。

↑最後はぶらぶら見学会。どんな意見が出たのか、他のえんたくんを見に行きます。

↑えんたくんには色んな話題がわいわいと書き込まれました!

資源の宝庫!有明ベイサイドエリア

↑えんたくんミーティングで場が温まった後は、具体的にひとつひとつの資源を紙に書いていきます。

途中、今まで作ってきたインタープリテーション全体計画の成果も発表しました(左)
どんどん紙に書いて、壁に貼っていきます(右)

↑最終的に、20分ほどの短時間で、合計198個の資源が壁に貼り出されました!

↑最後にサプライズで、愛のまち剣舞箏保存会の大石さんから、手作りの凧(ハタ)をゲットできるじゃんけん大会が開催され、大いに盛り上がりました。(赤い帽子に青いハッピを来ているのが大石さんです。)

参加してくださった方、本当にありがとうございました。第1回にもかかわらず、こんなにたくさんの資源が出るとは事務局も驚いています。

引き続き、ワーキングを開催していきます!

次回は、7月18日(金)、13時半~

吾妻ふるさと会館の研修室1で行います。

内容は、ひきつづき資源の発掘を行いますので、お知り合いもお誘いの上ぜひご参加ください。

↓参加申し込みは以下のサイトから!お待ちしております。

https://forms.gle/pr14cRhLZqqXj4s59

1年間の予定は、チラシからチェック!

ページトップの先頭へ
雲仙地獄チャンネル 雲仙温泉観光協会ウェブサイト